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12/17/23:49  『国際マスターベーション月間』に見るネットの影響力

2005年5月18日

Regina Lynn 2005年05月18日

セックスは、今でもインターネットの普及を後押 しする力の1つと言えるかもしれないが、ネット上のセックスは、必ずしも他の人と交わる行為ばかりではない。自分自身とコンピューターだけで完結すること もある。今月は『国際マスターベーション月間』なので、この絶好の機会に、自慰行為におけるハイテクの役割を考えてみたい。

私は常々、マスターベーションは1人だけでする行為だと考えていて、他人を交えた自慰行為を本当のマスターベーションと思ったことは一度もない。たとえ、身体に触っているのが自分だけでも、他の人と関わっているからだ。

私は、サイバーセックスを初めて試してみたとき、ポルノを見たり、エロティックな小説を読んだりするよりも一段階深いものという意味合いを込めて「インタ ラクティブ・マスターベーション」と表現した。だがすぐに、バーチャル・セックスもやはりセックスなのだと思い知った。性行為に自分以外の人間が介入する と、それはもはやマスターベーションではなくなる。たとえ参加者が、世界中に散らばっていても。

しかし、今月、さまざまな個人や団体 が、ありとあらゆる方法でマスターベーションを勧めていることからして、私のような意見は少数派なのだろうと感じる。マスターベーションに対する考え方 は、世界中の人々が文化、宗教、年齢に関係なく、私たちと同様に自慰行為を楽しんでいることが明らかになるにつれ、変化・発展している。

サンフランシスコのように性に開放的な地域に住む一握りのセックス好き――そういう人たちもマスターベーションを楽しんでいるのは確実だが――ばかりでは なく、実際に世間一般の向ける目も変わってきている。自慰行為のやり方や刺激となるものを教えるサイトが非常に多くあるという事実が、10人中9 人がマスターベーションをしていることを裏付けている(そして、残りの1人はうそをついているはずだ)。

マスターベーションはインターネットにより、1人きりの体験から他の人を巻き込んだものへと変化している。かつては、自分だけの秘密にしていた事柄が、集団の場で話し合われる話題になっているのだ。自慰行為が、特別ゲストを交えた共同作業となる場合もある。

さらに、性への見方を健全にしようと活動を続ける非営利団体の資金集めの手段として、堂々とマスターベーションが使われることすらある。

カナダのトロントにあるポルノショップ『カム・アズ・ユー・アー』は今月14日(米国時間)、米国性開放連盟(NCSF)への募金を集めるマスターベー ション・マラソン『マスターベータソン』を共催する。有名なアマチュアアダルト小説家のセスカ・リー氏が司会を務め、女性たちが生まれて初めて人前でマス ターベーションする様子をウェブカムで2時間にわたって生中継する。

何が起こるかまったくわからない企画だが、そこが私には興味深い。カメラの前では何もできなくなる人がいるかもしれないし、思っていた以上に自分に見せたがりの傾向があることに気付く人も出るかもしれない。

私は女性のマスターベーションを見ても特に興奮しないのでその点に興味はないが、このイベントはチャットルームで開催され、そこには一時的なものとはいえ コミュニティーが生まれる。チャットルームを訪れた人が、カメラの向こうで誰かがマスターベーションをするのを観るだけ、という単純な図式にはならないだ ろう。チャットは双方向にやりとりができる媒体だからだ。それに「観客」は寄付金を支払うのだから、一方的に行為を見せられるだけでは満足しないだろう (見るだけでいいのなら、ポルノのDVDがあれば済む話だ)。

そう、観客の側も参加して、パフォーマーに意見を述べたり、提案したりしたいと思うはずだ。パフォーマーの反応は、相手が女性か男性かでどう変わるだろうか? 視聴者同士はどのようなやり取りをするだろう? こうした点が、私の興味を大いにそそる。

寄付は、約10ドルから約50ドルまで段階があり、手続きをするとウェブの生中継にアクセス可能になる。今回のイベントに技術サービスを無償提供する 『オージー・フォー・ワールド・ピース』と『ホームグローン・ビデオ』では、イベントを録画しないとしているので、寄付を払ってチャットルームに参加しな ければ、来年のイベントまで何も見られない。

また、マスターベータソンに合わせてダンスや持ち寄りパーティー、そして人前でのセックス を楽しみたいなら、オレゴン州ポートランド行きの飛行機を予約するといい。この街では同じく14日に、米ダークレディ・プロダクション社主催の『カム・ フォー・ア・コーズ』が開催されるからだ。このイベントは、キャロル・クイーン博士の『セックスと文化センター』など、性の教育と開放を促進する団体への 寄付を集めるものだ。

クイーン博士のセンターでは、上記のイベントとは別のマスターベータソンを今月28日に開催するが、コンテストの 内容については昨年のサイトにしか説明がない。このイベントでは、昔ながらの手法で、参加者の友人や家族、同僚からの募金を集めている。ただし、マラソン で走破した距離の代わりに、マスターベーションしていた時間に応じて、支援者が募金する仕組みだ。

このコンテストに出場するには、実際 にサンフランシスコに出向くか、ウェブ中継にログオンし、ストップウォッチを押して行為を始める。できるだけ長くマスターベーションをして、できるだけ多 くの募金を集めるのが目標だ(私からも1つ言っておくと、コツはバイブレーターを使わないことだ。ローションをたっぷり塗って、手で行なうのがよい)。

マスターベーション・イベントに参加しなくても、インターネットを自慰行為に利用する手はある。あなたがマスターベーションで新しいテクニックを最後に試したのは、いつだろうか?

『クリティカル』の親切な運営者たちは先月末から、女性と男性から寄せられたマスターベーションのテクニックを掲載している。図で説明してほしいという人向けには、『アドバンスト・マスターベーション』が、男性器のマスターベーションのテクニックを動画で紹介している。

また、テイマー・ラブ氏は、マスターベーション初心者向けに役立つ記事を書いている。それに、『ウィキペディア』にも、マスターベーションについての驚くほど詳しい説明があり、自慰行為の歴史、文化、法律をめぐり、興味深い考察が掲載されている。

実は、このマスターベーション月間はバイブレーター販売店『グッド・バイブレーションズ』が販売促進を狙って仕組んだものだ。世界中でマスターベーション を奨励すれば、確かに大人の玩具やポルノビデオを販売している店がにぎわうわけだが、だからといってこういう月間を設けることそのものがよくない、という ことにはならない。

それに、このような運動を発展させられる場所は、インターネットをおいて他はない。マスターベーション擁護の立場に 理解を示してくれると自信を持って言えるコミュニティーは、オンラインにしか存在しない。見知らぬ人からのお勧めのテクニックに目を通したり、誰にも知ら れずに性器の扱い方を教えるビデオを見たり、後に続く人たちのためにお気に入りのマスターベーション・テクニックを投稿したりできるのは、インターネット だけだ。

また、『平和のためのマスターベーション』といったアイディアに刺激を受けて、これほど多くの人々がマスターベーションに関するできの悪い詩を投稿してくる場所も、インターネット以外にない。

数年前、マスターベーション情報サイト『ジャッキン・ワールド』を運営するブルース・マクファーランド氏は、コンピューターとマスターベーションの融合に よって、単なる性の領域を超えて社会に変革が起きるとする見解を発表した。「既成概念に疑問を持ち、自分の頭で考えようとする人たちが、マスターベーショ ンに対する見方を変えようとしている。自分が育った文化がマスターベーションについて大いに間違っていたと気付けば、今まで教わってきた他のことについて も疑問が湧いてくるだろう」とマクファーランド氏は書いている。

われわれは皆、充実した性生活を自ら築く権利と義務を持っている。誰かが満たしてくれるのをぼんやり待っているだけでは済まない。

今月は、もっと上手に愛する方法を研究するのにうってつけの時だ――そう、自分自身を。

では、また来週。
レジーナ・リン

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